アンデッドアンラック(アンデラ)のチカラについて解説します!
この記事ではチカラの能力や過去の出来事、ユニオンに加入した経緯など、チカラがどんなキャラなのかをまとめましたので是非読んでみてくださいね。
目次
【アンデッドアンラック】重野力(チカラ)のプロフィール
アンデラのチカラくんは日本出身の高校3年生。
本名は重野力(しげの ちから)です。
自分には特別な能力(否定の能力)があることを知っているが、高校にも通い、普通の人と同じような生活をしていた。
しかし、ユニオンがクエストをクリアした報酬として『全世界言語統一』がなされ「否定者以外、世界の全員が英語を使う」というルールになったため、日本語しかわからないチカラは否定者であると炙り出されます。
そして、否定者やUMAを集める闇のマフィアに捉えられ、ブラックオークションの商品にされていました。
ブラックオークションはブラジルのリオデジャネイロ港の豪華客船内で行われており、別の目的で潜入してきたアンディと風子と出会い、救出される。
その後、紆余曲折を経てユニオンの11人目のメンバーとして加入することとなる。
重野力(チカラ)の能力
アンデットアンラック(アンデラ)に出てくる能力者は「否定者」と呼ばれていて「この世の理(ルール)を‘‘否定‘‘する者」たちです。
そして、能力者には自己対象型と他対象型の2種類が存在します。
チカラの能力は不動-UNMOVE–
能力名 | 不動(アンムーブ) |
能力 | 視界内の対象の移動を否定する |
発動型 | 他対象 強制発動型 |
- 他対象の拘束型。
- 自分が動かない間、視界内(チカラが見ている範囲にある全てのもの)の対象の移動を否定する
- 能力の発動条件は、自分が動かないこと
- 対象は一つの物体や人物ではなく、見えている空間が対象
能力の対象
不動は他対象型の能力であり、「チカラが見ている範囲にある全てのもの」が動かなくなります。
一つの物体や人物ではなく、空間ごと動かなくなる「範囲攻撃」のような能力です。
また、チカラの視界に移っている範囲が対象なので、布などで口元を隠しておけば、チカラの視界に入っていても喋ることは可能です。(リップが実証済み。)
なお、33話において「止血する」という応用も見せました。
ジュイスが首を負傷した際、ジュイスの傷口を見て流れ出る血を止めたようです。
能力の発動条件
能力の発動条件については12話で「ある程度の距離で対象を見ること」という自己申告がありましたが、これは嘘でした。
本当は距離に関係なく「視えれば発動できる」と18話で明らかになっています。
能力の発動条件は「体を動かさないこと(四肢を固定させること)」です。
チカラ自身が動きを止めて対象を見ることで、相手や空間の動きを止めることができます。
なお、アンディにおんぶされながらリップと戦っていましたが、このように体全体が動いていてもチカラ自身が手足を動かしていなければ能力の発動条件は満たすようです。
リップが「念願の拘束型に出会えた」と言うくらい、不動の能力は戦闘する際に重宝される。
しかし、チカラにはビビリ癖があって体が震えてしまうため、いつでも思い通りに発動できないのが難点です。
重野力(チカラ)の容姿
髪の毛は茶色。前髪を伸ばして視界を覆っているので見た目は暗くてオタクっぽい。
過去に自分の能力に悩まされたためか、外見が社交的ではない印象を受ける。
男子高校生なので、ブレザータイプの制服を着ている。
右手首には2つのサイコロが付いたヘアゴムを着けている。
重野力(チカラ)の性格
小心者ですぐにビビってしまう性格。
そして人の体が傷つくようなグロテスクが嫌い。
その性格によって戦闘の際には体が震えてしまい、能力を使いこなせないことがしばしばある。
しかし、ここぞという時には覚悟を決めて動ける人間であり、他人の為に行動できる優しさと勇気を兼ねそなえた男です。
重野力(チカラ)の過去
能力が出現したのは中学1年の頃です。
両親と買い物に出かけた帰り道、買ったものが重いので両親の分も全部ひとりで持って、ひとり先に横断歩道を渡りました。
その後、振り返って両親を見たところ、横断歩道の途中で停止しており、そこへ居眠り運転のトラックが突っ込んで来て両親は死亡。
チカラの不動の能力のせいで、両親は動けず逃げることができなかったのです。
チカラも、風子やタチアナと同様に自分の能力で両親を死なせてしまった悲しい過去の持ち主です。
重野力(チカラ)の母の言葉
チカラがビビりながらも他人のために行動できる理由は、母の言葉にありました。
これからたくさんの人と出会う
もしその中に自分に優しくしてくれる人がいたら大事にしなさい
その人が困っていたら一旦立ち止まって
その人たちのためにもう一度動いてみて
そしたらきっとその人たちは
かけがえのない人になる
この言葉がチカラの原動力となり、大事なときに勇気を持って動けるようです。
重野力(チカラ)のユニオン加入の経緯
自身の能力のせいで両親が他界し、何度も死のうと思ったチカラ。
でもその度に両親の顔が浮かび、子供が死ぬことなんて望んでいないと考えます。
そして、「ただ生きるだけではなく何か償える方法はないか」と自問自答しながら生活していた時、マフィアに捕まり競売にかけられます。
そんな時にアンディと風子と出会い、否定者狩りとの戦いを経て、自分の能力が誰かの役に立つかもしれないとわかった。
『生きる事』と『罪ほろぼし』が両方できるかもしれない。
そう決意し、ビビりながらもユニオンの11人目の円卓メンバーとして加入するのでした。
重野力(チカラ)とムーブの関係
アンデラの世界では、否定者とUMAは対となる存在だと考えられています。
UMAスポイルが否定者に向って「理(ルール)の器ごときが…」と言っていました。
おそらくですが「UMAバーン」が存在するので「不燃-UNBURN」の否定者が存在すると思われます。
そして、「不動-UNMOVE-」に関係してくるのがUMAムーブです。
UMAムーブはジュイスが手なずけており、メンバーを空間を超えて移動させてくれます。
ちなみにムーブの頭には、数字がいくつか描かれていてサイコロによく似ています。
また、体の模様はすごろくのマス目とコマになっているので、やはりサイコロが関係しているようです。
一方、チカラの髪留めにはサイコロがついていて、これは偶然とは思えません。
物語が進む上で何かしらの関連があるかもしれませんので答え合わせに期待しましょう!
アンデッドアンラックのチカラ(重野力)を徹底解剖!まとめ
アンデラのチカラについて徹底解説しました。
チカラくんにはこれからもユニオンメンバーとして活躍してほしいです!
サイコロの謎についても今後明らかになれば面白いですね!
アンデラの登場人物については以下の記事でまとめていますので、ぜひ他のキャラの徹底解説も見てみてください!