スパイファミリーは、スパイ×殺し屋×超能力を持った家族が受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!
他人同士の3人が、己の利のために偽装家族を作るストーリーです。
互いに正体を隠した偽りの家族ですが、本物の家族にようになっていく姿に魅了される読者が多数!
そんなスパイファミリーですが、物語ではまだまだ謎がたくさんあります。
今回はスパイファミリーの謎や押さえておきたい背景について考察をしていきます!
目次
スパイファミリーの考察:物語の舞台は?
— 遠藤達哉(公式) (@_tatsuyaendo_) July 4, 2019
まずは、スパイファミリーの物語が展開される舞台や背景について押さえておきましょう。
スパイファミリーの舞台は架空のヨーロッパ風地域です。
その地域では東西に国が分かれており、東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)と呼んでいます。
スパイファミリーの世界では、過去に東西の国によって戦争が繰り広げられており、現在は終戦。
しかし、一見平和に思える東西の関係ですが、実は冷戦中であり再度また戦争が勃発するかもしれないのです。
特に東国が水面下で西国への戦争を企てている状況です。
スパイファミリーは、そんな世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代の話です。
主人公の黄昏(たそがれ)は西国の諜報機関の中で最も腕の立つスパイで、100の顔を使い分ける変装の名人。
幼い頃に起こった東西戦争に巻き込まれ、誰も手を差し伸べてくれない孤独や絶望を経験し、子供が泣かない世界を作るためスパイとなりました。
物語のメインとなっている彼の任務の名は、オぺレーションストリクス。
オペレーションストリクスとは、東国の国家統一党の総裁『ドノバン・デスモンド』に近づき、不穏な動きを探るという任務。
なぜならデズモンドは戦争を企てており、東西の平和を脅かす危険人物だからです。
ですがデズモンドは引きこもりで用心深く表になかなか出てきません。
唯一現れるのは息子が通う名門イーデン校で定期的に開かれる懇親会のみ。
その懇親会に潜入するためには子供を入学させなければいけません。
オペレーションストリクスのため、黄昏は東国の孤児院を訪れ、アーニャという少女を引き取ります。
そして、アーニャの見た目を整えるために訪れた洋服店でヨル・ブライアと出会い、利害の一致から妻役として迎え入れるのでした。
互いの利の一致から偽装の家族となった黄昏、ヨル、アーニャ。
彼らが住んでいるのは東国の首都バーリントのマンション。
作戦のためにアーニャが通う名門イーデン校も首都バーリントにあり、物語は東国のバーリントを中心に展開されます。
任務のために東国に潜入し続ける黄昏、果たして黄昏はデズモンドが出席する懇親会に潜入することができるのでしょうか!?
スパイファミリーの考察:アーニャの年齢
超能力少女アーニャの年齢について考察していきます。
正確な年齢が公開されていないアーニャですが、年齢はいくつくらいなのでしょうか。
第1話で登場したアーニャですが、黄昏が孤児院を訪れた際にアーニャを見て、4、5歳じゃないかと疑っています。
アーニャが黄昏の心を読むと、求めていたのが6歳以上だったため「むっつ」と答えたアーニャ。
しかし、孤児院の管理人も6歳だったとは思っていなかった様子なので、おそらくアーニャの嘘でしょう。
アーニャ自身も被験体だったので、自分の年齢がよくわかっていないかもしれませんね。
情報屋フランキーが過去の記録を調べても、出生に関すること、年齢、両親についても不明。
ですが、イーデン校の同じ6歳の子たちと比べても言葉が上手く喋れていないことから、6歳よりも小さいことは間違いなさそうです。
では身長はどうでしょうか。
第7話において、イーデン校制服の指定販売店 「モナ&モナッカ」でアーニャが採寸をしています。
そのときの身長は99.5センチ。
4歳の女の子の平均身長が100センチくらいなので、上手く喋れないことも踏まえてアーニャは4歳くらいではないかと考えられます。
スパイファミリーの考察:ヨルの過去
ヒロインであるヨル・ブライアの正体は殺し屋です。
ヨルは幼い頃から両親がおらず、弟のユーリを養うために殺し屋のバイトをしていたようです。
幼少期から殺人術をたたき込まれた彼女は、凄腕の殺し屋に成長。
しかし、その殺し屋組織については明らかになっていない事が多く、ヨルは雇い主を”店長”と呼んでいますが素性は不明。
また、なぜ殺しのバイトを始めたのか、背景にはどんな組織がいるのかなども判明しておらず、今後の展開に関係してくるかもしれません。
ヨルは東国で売国奴を消す殺し屋です。
一方、黄昏は西側のスパイ。
いずれ西国のスパイである黄昏を殺せという命令が下るかもしれません!
そうなると一層ハラハラドキドキですね!
またヨルは勉強が苦手ですが、なぜ公務員になれたのでしょうか。
殺し屋組織が持っている裏ルートがあるの!?
その辺りを含めて、今後ヨルの過去の話や殺し屋の背景などが描かれることを楽しみにしておきましょう!
スパイファミリーの考察:プロジェクト アップル
プロジェクトアップルとは、東国の旧政権下において軍事目的でIQの恐ろしく高い動物を
生み出そうとしていた研究です。
フォージャー家の愛犬ボンドはこの実験の被験体「8号」であり、激しい実験に耐えた結果、未来が見えるようになりました。
しかし、研究なかばで政権が崩壊し、計画全体としては半端な結果に終わっています。
そして生き残った動物は用済みになり、処分されることなく流されました。
ボンドはたまたまテロリストのもとへたどり着き、結果的にフォージャー家と出会うことになります。
この「プロジェクト アップル」ですが、今後の物語においてさらに詳細が描かれるのではないでしょうか。
アーニャも人の心が読めるという超能力を持っていますが、彼女もとある組織の実験によって偶然生み出された被験体”007″です。
同じ東国における実験だと思われますので、これもプロジェクトアップルの一つかもしれませんね。
そして旧政権下のデータを現在の東国が残している可能性は高く、国家の秘密に近い組織であるSSSで働いているユーリがアーニャの映像を見つけるかもしれません。
被験体ってことはロイドは本物の父じゃない!?
ヤツの正体は何なんだ!?という展開に繋がるかもしれませんね!
また、名門イーデン校のシンボルマークも「りんご」です。
もしもプロジェクトアップルと関係しているとすれば、デズモンドがアーニャを見たときに被験体の一人だとバレてしまうかもしれませんね。
いずれにしても物語の展開に大きく影響しそうなプロジェクトアップルです。
スパイファミリーの考察:第1話の手紙はハンドラー?
西国の諜報機関の管理官(ハンドラー)であるシルヴィア。
彼女が登場したシーンにおいて、独特な挨拶をしていましたね。
「こんにちは あるいは こんばんは」
このあいさつ、どこかで聞き覚えがあると思えば、第1話で黄昏が受け取っていたC暗号で書かれた文章です。
ここでも全く同じ挨拶が使われていました。
なので、第1話で黄昏に任務を指示したのはハンドラーだと思われます。
もしくは、諜報機関が組織として使っている挨拶かもしれませんので、ハンドラーに確定したわけではありませんが、ほぼそうだと思います。
スパイファミリーの考察:諜報機関の使命
西国諜報機関のエージェント黄昏や管理官のシルヴィア、また東国諜報機関に所属するユーリ。
なぜ彼らはこれほどまでに自国の平和のために命を懸けて動いているのでしょうか。
そこには過去に起こった戦争の恐ろしさがありました。
第20話でシルヴィアが過去の悲劇を語っています。
ブランツ外相の暗殺というテロを企て、戦争を起こそうとしていた学生集団を相手に戦争の生々しさを語っています。
実体験からの言葉く、浅はかな考えだった学生集団は黙り込んでしましました…。
こういった過去があるからこそ、黄昏たちは平和のために身を削って頑張っているのですね!
また、シルヴィアが平和なことがどれほど素晴らしいことかを物語るシーンもありました。
シルヴィアも戦争によって幼い娘を失っているのは衝撃でしたね。
スパイファミリーの謎を考察!まとめ
スリリングなストーリーとほのぼのとした家族愛が絶妙な化学反応を見せる『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』
まだまだ始まったばかりという感じなので、さらに面白い展開になってくると考えられます!
考察ポイントがあり次第、追記していきますのでまた遊びに来てくださいね♪