資産運用

純金積立はやめとけ!おすすめしない理由って何?儲からないの?

純金積立を考えている人
純金積立を考えている人
投資を始めようと思っているけど、堅そうな投資を探しています。
純金積立ってネガティブな意見が多いのですが、実際どうなんでしょうか?

こんな悩みにお答えします。

本記事の内容
  • 純金積立がやめとけと言われる理由(デメリット)
  • 純金積立の特徴(メリット)

この記事を書いている僕は、投資歴6年です。

うめぽん
うめぽん
株式投資、FX、不動産投資など各分野を経験しています。

資産運用を始める場合、株式以外のポートフォリオとしてリスクヘッジができる堅い資産運用も考えますよね。

今回は、そんな安全資産とさせる純金積立に関する疑問を解決してきましょう。

純金積立はやめとけ!おすすめしない理由って何?

純金積立とは、毎月一定の金額を積み立てて金(ゴールド)を購入していく資産運用です。

例えば、毎月1万円分を積み立て行くといったイメージです。

金を購入すると言っても、実際の金が手元に来るわけではなく、会社で保管されていますので自身で管理する必要はありません。

金は、株式市場などが下落したときのリスクヘッジが期待できるため「守りの資産」といった資産運用です。

ではなぜ純金積立がやめとけと言われるのか、その理由については以下のとおりです。

  1. 手数料が高い
  2. インカムゲインがない
  3. 相対的に価格が上下する

順番に見ていきましょう。

手数料が高い

まず、純金積立は手数料が高いというデメリットがあります。

一般的な「金」の購入手数料は2〜3%です。※楽天証券なら1.5%

ということは、仮に5%のパフォーマンスを出してくれた際でも、実質は2%の利益にしかなりません。

いくら守りの資産だとしても、割高な購入手数料を取られてしまうと利回りにも影響します。

最近話題になっているAIにお任せで全自動運用ができるロボアドバイザー投資ですが、こちらは世界に分散投資するためリスクを抑えることができる投資です。

ロボアドバイザーは全自動運用のため手数料が割高と言われており、手数料1%のサービスが多いです。

1%でも手数料としては高いという認識なので、金の2~3%というのがいかに割高な手数料かというのがわかりますね。

インカムゲインがない

株式や債券を保有していた場合、定期的に「配当」収入がもらえます。

これをインカムゲインといいます。(安い時に買って、高い時に売ったときの売却利益はキャピタルゲインという。)

このインカムゲインですが、株式や債券の場合は保有していればもらえるのですが、金の場合インカムゲインはありません。

よって、狙えるのは売却利益のみです。

インカムゲインも欲しい投資をしたい場合、金は投資先としては魅力的ではありません。

相対的に価格が上下する

例えば株式投資であれば、企業の成長や国の成長と共に株価は上昇していきます。

ですが「金」の場合、実質的な価値は変わらず、他の資産と比較して、需要があるかどうかで価値が上がったり下がったりします。

世界情勢が悪くなれば、リスク回避先として金へお金が流れ、価格が上がります。

実際にコロナショック時も価格が上昇した例ですよね。

そして世界情勢が良くなれば株式市場などにお金が流れるので金を買いたい人が減り、価格が下がります。

あくまで一般的な理屈ではありますが、金にはこういった特徴があるので、一時的なキャピタルゲインを狙うなら良いですが、長期で将来の資産形成を考えるなら金をメインにするのはおすすめできません。

目的に合わせて使い分けることが大切です。

純金積立は儲からないの?メリットや特徴は?

何かとネガティブな意見が多い純金積立ですが、特徴をもう少し見ていきましょう。

金(ゴールド)は、株式投資やFXなどとは違い「現物として存在する鉱物」であり「資源」です。

埋蔵量にも限りがあるため、希少性が高く、世界各国の中央銀行や公的機関も多く保有しており世界的に価値が認められている商品です。

こういった金に対して毎月投資していく純金積立の特徴は以下のとおり。

  1. 実物として存在する
  2. 不況時に価格が上昇する傾向がある
  3. ドルコスト平均法でリスク軽減

それぞれ見ていきましょう。

実物資産である

投資としてイメージしやすい方法は以下のとおりです。

  • 株式やETFを購入する
  • 米ドルなど外国通貨を購入する
  • FXをする

これらはいわゆる「金融資産」と呼ばれるものです。

一方、不動産や金は「実物資産」と呼ばれ、大きな違いは、実物資産は現物が存在するということです。

株式などの有価証券は企業が倒産すれば価値がなくなってしまう可能性がありますが、不動産や金は大きく下落したとしてもその価値がゼロになることはありません。

長期で資産運用をしていれば、世界的な金融危機というのは必ず経験します。

そんなとき、実物資産は歴史的に見ても金融危機や世界情勢の変化にリスクヘッジできる商品であることから、安全資産として活用することができます。

不況時に価格が上がる傾向

世界情勢が悪化すると、株式市場へ投資している投資家などが安全資産の方へお金を移そうとします。

そういった際の移行先となるのが、金・債券・日本円など、一般的に安全資産と呼ばれる投資先です。

よって、世の中的にあまり良い状態ではなくなったときのために、金を持っておくことでリスクヘッジできると考えられているのです。

金融危機の際は、金の価格が上昇する傾向があるので、保有している場合はそのタイミングで売却し、そのお金で下落した株式市場の株を安いうちに買っておくといった戦略を考える投資家もいます。

不況時には上がるといった特徴を知り、ポートフォリオに入れておくのも戦略の一つと言えます。

ドルコスト平均法でリスク軽減

純金積立は、毎月「同じ金額」で購入していく「ドルコスト平均法」です。

「同じ金額」なので、金価格が高い時は少ない口数の金を、金価格が安い時は多くの口数の金を購入することになります。

これにより金の購入価格が平均化されるため、一括でドカンと投資するよりも価格の変動リスクを軽減することができるのです。

金という安全資産とドルコスト平均法というリスク軽減法を組み合わせた「純金積立」は、まさに「守りの資産」です。

毎月決まった金額を購入する月額積立購入のほかに、余裕資金のある時や金価格が下がった時にはスポット購入も、取引会社によっては可能です。

よって、金価格が下がったり、買いたいと思った時点の価格で任意の金額分を購入できるため、購入のタイミングをご自身で設定することも可能です。

純金積立はやめとけ!おすすめしない理由って何?儲からないの?まとめ

「守りの資産」とも呼ばれるゴールドは、積極的に利益を狙う資産運用ではなく、「資産を守る資産」とご理解いただくのがベストでしょう。

投資/資産運用の方法は数多くあります。しかし、大きなリターンが見込めるがリスクも大きい、という投資が多く、金(ゴールド)のように「資産を守ること」に特化したものは少ないのが実情です。

そこで、いざという時のために運用のために準備できる資産のうち、一部をを金(ゴールド)にすると安心できると言われています。

金(ゴールド)は仮に金融危機が起きても、比較的短期間で値を元に戻すか、むしろ上昇する性質を持っています。「守りの資産」と呼ばれるゆえんです。

攻めの投資、守りの投資のバランスを保つには、やはりリスクヘッジにも目を向けなければなりません。このリスクヘッジの役割を担うのが、金(ゴールド)なのです。