次世代音声SNSと言われるClubhouse(クラブハウス)。
日本でも2021年1月から人気が一気に加速していますね!
なので株をやっている方の中には、Clubhouseの株を仕込んでおきたい!という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は
- Clubhouseの運営会社は?
- Clubhouseの株は購入できる?
といった内容で解説していきたいと思います。
目次
Clubhouseの株価が知りたい!運営会社は?
Clubhouseの運営会社はAlpha Exploration Co.(アルファエクスプロレーション株式会社)です。
- 創業:2020年2月
- 会社:アメリカ・サンフランシスコ州
Alpha Exploration Co.は米国のベンチャー企業で、元グーグル社員のポール・ダビソンとローハン・セスが共同で創業しました。
そして2020年3月にアメリカ国内で音声SNSクラブハウスのサービス開始後、人気が爆発。
週間アクティブユーザーはすでに200万人を超えており、かなり勢いに乗っているサービスと言えます。
Clubhouseは上場しているの?
これほど熱狂しているサービスなので株価が気になる方も多いと思いますが、残念ながら2021年1月31日現在では株式市場に上場していません。
よって、一般ユーザーが株の取引を行うことはできず株価についてもわかりません。
Alpha Exploration Co.はクラブハウスのサービスを開始後、2020年5月に米国ベンチャーのAndreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)から1200万ドルの投資を受けており、2021年1月にもAndreessen Horowitz主導による資金調達を発表。
その資金で新たにAndroidアプリの開発、サーバの増強、サポート体制の確立などを行うとのことです。
ちなみに、この資金調達がシリーズBラウンドの資金調達と報道されており、次のシリーズCラウンドの資金調達でIPOやM&Aを意識する段階と一般的には言われます。
なので、今後シリーズCラウンドの資金調達が発表されることがあれば、上場が近いという目安になるかもしれません。
現状は上場していないClubhouseですが、すでに180以上もの投資家がいると公表されています。
アメリカのメディア『The Information』によると、Clubhouseの時価総額は10億ドル(約1000億円)との報道も・・・
今後も成長が予想されるので、投資したい人は今後の情報を気に留めておく必要がありますね。
Clubhouse類似会社の事例
今後のために、類似会社であるFacebookとTwitterの株価と上場に関する歴史をチェックしておきましょう。
2004年2月に創業後、様々な投資ラウンドを重ねる。
2005年に1270万ドル、2006年には2750万ドルの資金調達を得る。
そして、創業から8年後の2012年5月12日に、新規株式公開(IPO)を行ってナスダック市場に上場しています。
2020年10月時点での全世界でのユーザー数はFacebookが圧倒的に多く、27億4000万人。
2006年3月に創業後、数回の投資ラウンドを経てSpark Capital社などの
投資会社から資金調達。
そして創業から7年半後の2013年11月に、IPOを実施してニューヨーク証券取引所に
上場を果たしています。
Twitterはの全世界でのユーザー数は3億5,300万人
これらの情報を参考にすると、FacebookやTwitter、どちらも創業から8年近く経ってからの上場となっており、
その事例から考えると少なくともあと数年は株式上場することはなさそうです。
Clubhouse関連銘柄はある?ティッカーは?
ここまでの内容から、なかなか上場が先になりそうなAlpha Exploration Co.ですが、今買えるような関連銘柄はあるのでしょうか?
例えば以下のような銘柄が挙げられます。
- YALA(ヤッラー・グループ)
中東および北アフリカ地域でボイスチャットアプリ「Yalla」を運営している。
- API(アゴラ)
ビデオ、音声、メッセージに関するリアルタイムのエンゲージメントに必要なソフトウェアとインフラを提供している。中国、米国、その他アジア地域で事業を展開。
どちらも米国の株式市場に上場している銘柄です。
楽天証券など大手証券会社で普通に取引できますが、投資に関しては自己責任でお願いします。
YALA(ヤッラー・グループ)
Yalla Group Limited(YALA)は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに本社があります。
中東および北アフリカ地域で「Yalla」というボイスチャットSNSを運営する会社で、2020年9月30日にニューヨーク証券取引所にADRで上場をしています。
コロナ禍とは言え、あまりにも異常な成長をしている企業の一つです。
日本のApp StoreでもYallaのアプリをDLする事が出来ますが、日本ではVoicyやstand.fmなどの音声テックが誕生していますね。
米国ではClubhouseは爆発的な人気を見せ、大型の資金調達を行ったりと何かと音声SNSが話題となっています。
今後は音声を起点にしたプロダクトがさらに普及すると考えらるため、YALAの株価も急騰を見せているというわけです。
API(アゴラ)
アゴラは2012年に2012年に創業し、2020年6月26日に上場した音声・ビデオに関するSDKを提供している開発会社です。
わずか8年でIPOまでたどり着くという快挙はシリコンバレーでもかなり成長の早い会社です。
Software Development Kitの略で、あるシステムに対応したソフトウェアを開発するために必要なプログラムや文書などをひとまとめにしたパッケージのことです。
わかりやすく言うと、SDKは、ソフトウェア開発を希望する人に配布する開発ツールキットと言えます。
CEOは、かつてWebEX(有名なビデオ会議ツール)の開発に携わっており、長くストリーミング業界の経験を重ねてAgoraを創業しました。
Agoraに限らず、ビデオチャットのSDKを提供している会社はかなり多く存在し、ZoomもSDKを提供しているライバル会社になります。(ちなみに、Zoomの創業者もWebEXチームの出身です。)
世界で爆発的に人気が出ている音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」に、Agoraが音声技術サービスを提供しているという事から2021年2月現在APIの株価は急騰しています。
YALAもAPIも長期的に成長する企業ではありますが、あまりにも急騰しているため短期的にはまだまだ慎重にいった方が良いと思います。
Clubhouse(クラブハウス)の株価や上場を調査!関連銘柄もあるの?まとめ
Clubhouseの株価や上場、関連銘柄についてご紹介しました。
- Clubhouseの運営会社はAlpha Exploration Co.
- 2021年1月31日現在、未上場なので株価は不明で買うこともできない
- 今後、数年は上場しないと思われる
Alpha Exploration Co.は今はまだ未上場で、アプリが提供されているのが現在iOS版だけですが、今後Android版が提供されることでさらなる成長が期待できそうです。
今後の情報をキャッチアップしていきましょう。
Clubhouseのユーザーが、世界で最もユーザー数が多いSNSのFacebookにどこまで迫れるかが楽しみですね。
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