イチケイのカラス

イチケイのカラス原作漫画【第1巻】ネタバレとあらすじを紹介!

裁判所を舞台とした漫画「イチケイのカラス」が2021年4月からドラマ化!

竹野内豊さん主演で描かれます。

ドラマを見た方の中には「原作が気になる!」という方もいらっしゃると思います。

でもコミックを買う余裕がない・・・コミックを買う前にネタバレが早く見たい・・・

そんな方のために漫画『イチケイのカラス』第1巻のあらすじから結末までをご紹介します。

イチケイのカラス原作漫画【第1巻】ネタバレ!あらすじを解説

「イチケイのカラス」は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台に描かれます。

お堅いエリート裁判官の坂間真平が、常識外れのベテラン裁判官の入間みちおと駒沢部長に惹かれていくストーリー

彼らの人の事を想った仕事ぶりに、坂間は次第に自分の考えが変わっていきます。

この記事ではコミック第1巻に収録されている第1話~第7話までをご紹介します。

登場人物

まず最初に、メインになる登場人物は以下になります。

  • 坂間真平・・・物語の主人公。第一刑事部(イチケイ)に配属された特例判事補。エリートでお堅い性格。
  • 入間みちお・・・元弁護士という異色の経歴を持つイチケイの刑事裁判官。坂間とは真逆で、人想い。真相を追求する姿勢がすごい。
  • 駒沢義男・・・イチケイの部長で62歳。入間が尊敬する人物。
  • 石倉文太・・・イチケイの担当書記官。ノリが軽く言葉遣いが馴れ馴れしいが、ムードメーカー的存在でもある。
  • 一ノ瀬糸子・・・イチケイの事務官。おっとりした性格で行動のテンポもゆっくり。

 

ちなみに駒沢部長に関しては、主人公坂間の考え方を変えるきっかけとなる重要な役割です。

そして何と、駒沢部長のモデルとなった裁判官が実在しているようですね!

以下の記事でまとめていますので気になる方はチェックしてください。

【イチケイのカラス】モデルとなった人物は実在するのか調査しました!刑事裁判官が主人公のマンガ「イチケイのカラス」ですが、2021年の4月からフジテレビで月曜9時からのドラマが決まり、話題となっています。...

 

それでは第1話からのネタバレをどうぞ!

第1話「武蔵野地方裁判所」

主人公「坂間真平」は、武蔵野地方裁判所の第1刑事部、通称「イチケイ」に配属された。

配属された日、イチケイの担当書記官・石倉文太と事務官・一ノ瀬糸子と出会う。

石倉は態度が馴れ馴れしい若者といった感じで、一ノ瀬はおっとりとした口調の女性だった。

配属して間もない日、法廷見学に来ている中学生たちの質疑応答タイムに坂間は対応する。

そこで、ある中学生から「あなたにとって裁判官とは何ですか?」という質問をされ、

坂間は「裁判官は誰にも干渉されることなく、法律という個人の権利と自由にのっとって、
自分で判断できるかっこいい仕事です。裁判官という仕事は、なろうと思っても簡単になれるものではない。」と答えた。

さらに
「あくまでも求められているのは「判断」だと考えているので、僕は裁判のあとに被告人に
一言声をかける説諭はしません。更生するしないは被告人次第だと思います。」
と仕事と私情をきっちり区別している発言をした。

この言葉から坂間の人間性がわかるシーンですね。

私情を持ち込まず、淡々と仕事をこなすエリート裁判官といった感じです。

すると、それを聞いていた中学生を引率する教諭の男性(小太りでメガネ)がしゃべり始めます。
「裁判官は、司会者であり、審判であり、指揮者であり、牧師なんだ。
話を深く聞いて判断するのが裁判官の仕事だ。
しかし、そんな風に取り組む裁判官は少ない。
人事評価や他人の出世を気にし、上の顔色をうかがい、被告人が最初から犯罪者だと決めつけているヤツもいる。
俺は刑事裁判官が嫌いだ。」

それを聞いた坂間は裁判官を侮辱されたと腹を立て
「そんな批判はSNSで行ってください。
法壇のこちら側とそちら側では見える世界が違う。
裁判官の仕事を本当の意味で理解してもらうのは難しいのですよ。
裁判官は、何かを生み出し人々を感動させることもない地味な仕事ですが、人々の生活や人生を変えることもある尊い仕事です。」
と反論する。

教諭の男は
「君はとても優秀なのだろうが、いずれ自分の選民意識と戦うことになるんだろうな。」と言ってその場を去っていった。

第2話「見えない壁の向こう側」

法廷見学の質疑応答を終えた坂間が事務所に戻ると、何とさっきの教諭の男がデスクに座っていてる。

実はその男は中学校の教諭ではなく「入間みちお」というイチケイの刑事裁判官、つまり同僚だったのです。

さっきのは、新しく配属された坂間にちょっかいを出した行動だった。

入間がクセ者かもしれないと思った坂間は、昨年まで武蔵野裁判所にいた知り合いの山之内に探りを入れる。

すると山之内は、「入間とは距離をとった方がいい。行動が自由すぎるし裁判所内部では煙たがられている。
武蔵野のイチケイは、他と比べて無罪判決を出す数も多いしクセがある。。」と言った。

しかし後日、坂間の元に山之内から入間についての新しい情報が入る。

入間は、現在38歳で、24歳で司法試験に合格。

弁護士時代は十数件の無罪判決を勝ち取った

敏腕弁護士としてその名を知られている。

弁護士として活躍した後、難関と言われる最高裁の面接をパスして判事になった。

という異色の経歴の持ち主だった。

さらに「入間みちおを見守る会」というファンサイトが存在するほどの人気ぶり。

また、イチケイの部総括判事・駒沢義男(62歳)の情報も入ってきた。

駒沢はこれまで30件の無罪判決に関わり、その全てが覆されることなく確定している。

無罪を出して、二審で覆されないということは稀なことであり、

すべてが確定なんて、聞いたことがないほど凄いことであった。

第3話「初めての合議事件」

駒沢部長の裁判記録に驚いた坂間は、駒沢の過去の無罪判決の記録をすべて読んだ。

その後、駒沢部長に直接「控訴されないコツ」を聞きに言います。

駒沢は「それなら」と”裁判官のための訴訟指揮入門”という自分で作った何ともかわいい表紙の冊子を出し「1000円で買わないか?」と言ってきた。

入間はどうしても好奇心を抑えきれず、その冊子を購入した。

中身に書いてあったことは
「刑事事件のほとんどは、被告人が罪を認めている自白事件である。
否認事件が稀にあったりすると、裁判官によっては”罪を認めないとは、けしからん!”とムスッとして投げやりになったりする場合がある。
そのような態度で被告人から本当のことを聞き出すのは難しいと思う。
私は否認された場合、むしろ”ヤッター!”と喜ぶようにしている。」

それを呼んだ坂間が
「本当か!?否認されたときに喜んで何になるんだ・・・」
という思いを抱いている中、イチケイに新たな裁判が舞い込んでくる。

世界的な人気作家・田端紀道の強制わいせつ事件である。

第1回の公判当日、有名人が起こした事件ということで、その裁判はマスコミも注目し傍聴席はいっぱいだった。

起訴状によれば、

田端は夜10時頃、駅近く女子トイレで被害者の胸部を鷲掴みにし、わいせつな行為をしたものである。

というもの。

被告人の田端は元気のない表情で下を向いている。

判事の駒沢は、田端に対して
「私としては、本当にやっていないならば、必ず言って欲しいと思います。」
と促します。

駒沢は弁護士会からクレームが来てもおかしくない「黙秘権を侵害」するような発言をしたのだった。

それに対して田端は「私は…やっていません」と発言。

それを聞いた駒沢は自伝に書いてある通り「ヤッター」という満足そうな顔を見せた。

同じく入間も心の中でガッツポーズを取っているのであった。

第4話「型を崩す」

田端の初公判後、坂間は入間に
「もし司法修生で、さっきの駒沢部長のように黙秘権告知を行ったら、白い目で見られますよ。」
と常識外の発言だったと言った。

入間は
「駒沢さんは、ベテランで達人だ。
基本の型を覚えているからこそ、崩すことができる。
素人の司法生がやるのとわけが違う。
駒沢さんは黙秘権告知も単なる手続きではなく、生身の人間に伝わるように話すんだ。」
と言った。

そして第2回公判の日、被害者の女性が出廷し、
「トイレで触られたとき、振り返って被告の顔を見た。」
と証言した。

しかし、田端の弁護人は、「被害者は、暗くて服装は見えないと言っていたのに顔だけ見えたのはおかしい。」として”検証”を請求してきた。

“検証”とは、実際に裁判官が現場にいって、犯行当時と同じ状況を再現し、本当に被害者や被告が言っていることが正しいのかどうか検証するということである。

しかし検証は時間も手間がかかるため、ほとんどが却下される。

にも関わらず駒沢は検証を却下せず、決定を保留し、次回公判までに採否を連絡すると言い渡して第2回公判を終えたのだった。

その一方で「検証の必要はない」と思っている坂間。

坂間は第2回公判後、「判断材料は揃っているように思えるので検証には反対」との姿勢。

しかし入間はやるべきだと主張した。

第5話「夜間検証」

部長の駒沢は
「自信を持って判決をするためには、今回の検証は必要だと考えます。」
と言い検証をする方向です。

坂間は、「みなさんは、人気作家による有名事件だから検証にも積極的なのではないですか?!」と不満の様子。

その後、裁判所のトイレに入った坂間。

なぜかいきなり照明スイッチを切られて暗くなり、不審な男が坂間の肩を叩いた。

すぐに駆け付けた石倉に、坂間は「面識のない不審な男が居た。」と訴える。

すると、カツラをかぶった入間が現れ、さっき坂間の肩を叩いたのは変装した自分だと言います。

「この位の暗さでは、いつも見ている僕の顔ですら識別できないのか…
実際の現場はどうっだんだろうな。」とわざとらしくつぶやきます。

坂間は入間のやり方が気に入らなかったが、事実見分けられなかった。

なので夜間検証は行うべきだと思った。

 

その後、弁護士と検察側に連絡し、夜間の女子トイレでの検証を行うことになった。

検証の方法

被告人の田端に似た男性の協力者を5人集める

駒沢、入間、坂間、弁護人、検察官が犯行当日と同じ状況でトイレに入る。

そして協力者5人のうち、1人の顔を一瞬見る。

その後5人の協力者から誰の顔を見たのか選び、合致できたか検証。

結果は、 5人全員が「周囲が暗い状況でも男の顔を識別できる」というものになった。

つまり被害者の意見はくつがえせない・・・

やはり田端は犯行をしたのか?どうなのだろう・・・

検証の帰り道、坂間は「今回の検証、やらなくても結果は予測できたんじゃないですか」と言う。

しかし入間は
「検証を行わなくても判決文は書けるが、当事者を納得させるためにはプロセスも大切だ。
自分が納得して書くだけじゃ被告人、被害者、弁護人、検察官には伝わらない」
と堂々と話した。

第6話「イチケイのこたえ」

田端の第3回公判を前にSNSでは「田端は被害者に陥れられており、冤罪だ」という情報
が拡散。

「有名作家がそんなことするわけない」といった田端の無罪の声が支持されていた。

その後、第4回公判まで進んだが、田端は変わらず無罪を主張。

しかし、検察側は懲役2年の実刑を求刑したのだった。

 

裁判官室で話し合う坂間、入間、駒沢。

坂間は心証は「被害者は、事件前に田端とは面識もなく、嘘をつく動機もない。
一方、田端は当日にアリバイもなく、夜間検証でも不審者の顔は識別できた。」というもの。

駒沢も入間も、同意見だと答えた。

そして駒沢は、坂間に判決書の作成をお願いした。

いよいよ判決の日。駒沢は風間が書いた判決文を読み上げた。

「主文 被告人を懲役2年に処す。この裁判の確定の日から4年間その刑の執行を猶予する。」

そして駒沢は「これは、田端さんが知っている事実と異なるかもしれません。

控訴する場合は14日以内に控訴申立書を提出してください。」と付け加えた。

裁判の帰り道、坂間がSNSを覗くと、田端が有罪になったことに対する反発意見ばかり。

「検察と裁判官はグル」

「どうせ最初から有罪と決めつけてたんだろ」

「司法の限界&無能」

など、裁判官を批判する言葉が溢れていた。

坂間は
「こちらがいくら被告人のことを想って努力しても伝わらない。やはり見えない壁があるじゃないか!」
と気持ちを整理できないでいた。

次の日、駒沢が坂間に話す。
「田端さんは控訴しないそうですよ。坂間さんの起案した判決に納得したのかもしれませんね。」

結局、田端が本当にわいせつ行為をしたのかは描かれなかったが、検証などを行い被告人と向き合った結果、田端被告は裁判所の判決に納得し、控訴しないという結末に終わった。

第7話「ピヨピヨたち」

ある日、イチケイのメンバーは、書記官の石倉の祖母が経営する飲食店で、飲み会を開いていた。

坂間はこの機会に駒沢に色々質問を投げかける。
「入間さんの訴訟指揮は、駒沢部長と似ていますか?」

駒沢は
「それなら、入間さんの裁判を見たらわかると思います。傍聴してみては?
入間さんは誤解されやすい性格ですが、とても温かみのある人です。
被告人にももちろん坂間さんに対しても。 私自身も彼から学んだことはたくさんあります。」
と答えた。

坂間は、駒沢が高く評価する入間の仕事がどんなものなのか興味を持ち始めていた。

飲み会の帰り道、入間は坂間に
「被告人のことをよく調べた裁判は裁判官にとって質の高い仕事になる。
その方が格段に仕事が面白い」と言う。

坂間は「私は、刑事裁判官の仕事が面白いなんて思ったことがない。入間さんが仕事に何を求めようと、私は私の仕事をするだけです。」と答えた。

すると入間は 「カラスになれ!俺たちはカラスでいなきゃならないんだ」と意味深な言葉に言った。

回想シーンが始まり、入間の弁護士時代・・・

公園のベンチに座っている入間。

入間は公園に遊びに来ている子供に「弁護士バッジはもういらない」と言って渡している。

涙を流しながら・・・

弁護士人生を左右する悲しい出来事が過去にあったようだ・・・

第1巻はここまでになります!

何やら悲しい過去を持っているような入間みちお。

弁護士から裁判官へ転身した理由がそこに隠されているのでしょう。

ドラマでも入間みちおの仕事っぷりはマンガと同じように描かれていますね!

ドラマが好調なイチケイのカラスですが、原作の漫画と異なる設定もけっこうあるのでそれぞれ楽しみどころがあります。

ドラマと漫画の異なる点を以下の記事で解説していますので、気になる方は是非読んでみてくださいね。

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イチケイのカラス原作漫画【第1巻】ネタバレまとめ

いかがでしたか?

まだまだ入間と駒沢のやり方に賛同していない坂間ですが、今後どのような成長をしていくのか楽しみですね。

第2巻のネタバレを見たい方はこちらからどうぞ!

 

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