サラリーマン

サラリーマン必見!源泉徴収票の見方や手取り額の計算をわかりやすく解説します!

よめ
よめ
会社員って年末になれば「源泉徴収票」をもらうと思うんだけど、見方がわからなくていつも困るのよね。
わかりやすく教えてくれない?
うめぽん
うめぽん
わかりました!
源泉徴収票の見方をわかりやすく解説するね!

こんにちは!2児の父で資産運用も実践中のうめぽんです。

突然ですが

  • あなたの年収は?
  • あなたの年間手取りは?
  • あなたの所得は?

と聞かれて、しっかり区別して答えられますか?

今回は、サラリーマンの常識である「源泉徴収票」の見方をわかりやすく解説します。

【源泉徴収票の見方をわかりやすく解説】そもそも源泉徴収票とは?

よめ
よめ
そもそも「源泉徴収票」って何なの?
うめぽん
うめぽん
源泉徴収っていうのは、「所得税の支払いを会社がやってくれる」ことを言うんだよ!

反対語は「確定申告」って感じだね。

源泉徴収 1年間の所得を会社が計算してくれて、所得税の支払いも会社を通じてやってもらえる。(会社員は基本コレ)
確定申告 1年間の所得を自分で計算して、所得税額を税務署へ申告すること。(自営業者はこっち)
よめ
よめ
なるほど!わかりやすい!
うめぽん
うめぽん
だから源泉徴収票には、「所得税の額」「それを計算した根拠となる数字」が書かれているんだよ。
そもそも所得税とは?

税金というのは「国の収入」です。
収入があるから、道路を作ったり、年金を高齢者に支払ったりできています。
税金には所得税、消費税、法人税など色んな種類があります。
所得税とは、「1年間の儲け」に対してかかってくる税金です。
儲けが多いほど、税金が高くなる仕組みになっています。

【源泉徴収票の見方をわかりやすく解説】年収や所得について

では、早速見ていきたいのですが、最初に所得税の計算式を頭に入れておいてください。

【所得税の計算式】

(年収-経費-所得控除)×税率=所得税

以下、解説用の源泉徴収票を用意しました。

①支払金額

これがいわゆる「年収」です!

手取り額ではなく、社会保険料などが引かれる前の金額です。

年収は?と聞かれたら、この数字があなたの年収になります(^^)

②給与所得控除後の金額

よめ
よめ
給与所得控除後の金額。。。「給与所得控除」って何?
うめぽん
うめぽん
給与所得控除は、自営業者で言うところの「経費」にあたります!
働くにあたって必要な経費ってあるよね?たとえばスーツ代とか!
でも自営業者と違って、サラリーマンはどこからどこまでが経費なのかわかりにくい。
だから、経費として計上する金額を、年収に応じて一律に決めてしまおう!というのが「給与所得控除」なんです。

①支払金額5,600,000円から、給与所得控除した(差し引いた)後の金額が、②給与所得控除後の金額3,940,000円なので給与所得控除額は1,660,000円ということになります。

ただし、この給与所得控除額は源泉徴収票には記載されていません。

こちらの表で給与所得控除額が決まっていますので、自分の年収と照らし合わせてもらえれば合致すると思います(^^)/

  引用元:国税庁HP

上記の例で計算してみると

給与所得控除額=支払金額560万円×0.2+54万円=166万円

そして、支払金額560万円-給与所得控除額166万円=給与所得控除後の金額394万円

となります。

うめぽん
うめぽん
サラリーマンの「所得」とは、この「給与所得控除後の金額」のことです。
所得に関しては、普段の会話で使うことはほとんどないと思います。年収や手取り額の方が日常会話によく出てきますよね!

③所得控除の額の合計

所得控除とは、②の経費以外にも年収から控除できる(差し引ける)項目なので、この金額が高いほど税金が安くなります。

所得控除は、「生命保険料の支払い額」や「扶養する家族がいる」など、個人個人の事情に合わせて金額が異なってきます。

給与所得控除後の金額3,940,000円 - 所得控除の額の合計1,639,000円 = 課税所得2,301,000円

となり、この課税所得所得税率を掛けたものが源泉徴収税額⑥になります。

では、「所得控除の額の合計額」1,639,000円はどこから来ているのでしょうか。

答えは、④や⑤などから読み取ることができます。

④社会保険料等の金額 793,000円
⑤生命保険料の控除額 76,000円
配偶者控除 380,000円
基礎控除 380,000円
合計 1,639,000円

④社会保険料等の金額

給与から天引きされている社会保険料の金額を合計したものです。

⑤生命保険料の控除額

民間の保険会社などで保険に入っている人は、所得税が安くなる生命保険料控除を受けられるので、年末調整で勤務先に申告していますよね。

「給与所得者の保険料控除申請書」を勤務先に提出していると思います。

こちらで算出した控除額が、源泉徴収票に反映されています。

配偶者控除

配偶者が「控除対象配偶者」であれば、38万円の配偶者控除を受けることができます。

上記の例では「控除対象配偶者の欄」に「○」が入っているので、38万円控除の対象です。

基礎控除

源泉徴収票に記載箇所はありませんが、誰でも無条件で38万円の控除が適用されます。

今回の例では、この4つを合計したものが「所得控除の額の合計」となっていますが、その他にも、扶養親族がいれば受けられる38万円の控除や、地震保険料を支払っていれば控除対象となったり、受けらる控除の種類は色々とあります。

なので、これら控除を合計したものが「所得控除の額の合計」ということです!

⑥源泉徴収税額

源泉徴収税額が、あなたが支払う「所得税額」になります。

給与所得控除後の金額3,940,000円 - 所得控除の額の合計1,639,000円 = 課税所得2,301,000円

となり、この「課税所得」に以下の速算表をもとに「所得税率」を掛けたものが源泉徴収税額⑥になります。

  引用元:国税庁HP

速算表をもとに計算すると、230万1000円に「10%-9万7500円」という税率をかけると、所得税額13万2600円と算出されます。

従来であればこの段階、つまり13万2600円が税額として算定されていました。

しかし現在は、東日本大震災の復興財源確保のため、平成25年から平成49年までの間、復興特別所得税の増税期間になっていますので、令和元年分の源泉徴収票も、もちろんこの復興特別所得税の影響を受けます。

そのため、この13万2600円に2.1%加算したものが最終的な所得税額となります。

13万2600円×102.1%=13万5300円(100円未満端数切り捨て)=源泉徴収税額⑧

よめ
よめ
所得税額の算出は、たくさんの計算が必要なのね。
うめぽん
うめぽん
源泉徴収票だけでは省略されている部分がけっこう多いから、なかなかわかり辛いと思う。

ちなみに確定申告している人はこの計算を全部自分でやるから勉強にもなるよね!

よめ
よめ
私は会社にお任せで大丈夫~

【源泉徴収票の見方】手取り額の計算方法

よめ
よめ
ちみなに、年間の「手取り額」って源泉徴収票からわかるの?
うめぽん
うめぽん
手取り額はおおまかには計算できるけど、正確な数字は源泉徴収票からはわからないんだよね。

正確に知りたい場合は、毎月の給与明細の手取り額を足していくのが手っ取り早いかな。

年間の手取り額を源泉徴収票からおおまかに計算したい場合は、以下の式で計算しましょう。

支払い金額 - 源泉徴収税額 - 社会保険料等の金額 = 年間のおおまかな手取り額

なぜ「おおまか」なのか?

正確な年間の手取り額を求めようと思うと、上記の式から1年間に支払った住民税も差し引かなければいけません。

毎月お給料から差し引かれる「住民税」は源泉徴収票には載っていませんので、1年間分を手取りから差し引く必要があります。

また、交通費が支給されている場合、上記の式に交通費分を足す必要があります。

交通費は通勤手当として支給される会社も多いと思いますが、これに対しては一定額までは課税されることはありません。

源泉徴収票はもともと所得税に関するものを表記しているので、非課税のものに関しては記載されていないため、手取り額を計算する際には加えることができるのです。

これらのことを踏まえると、正確な手取り額を表す式として、

支給金額 ー 源泉徴収税額 ー 社会保険等の金額 ー 住民税(1年分)+交通費(1年分)

と表すことができるのです。

源泉徴収票を理解できれば節税方法もおのずとわかる!

ここまで源泉徴収票について解説してきました。

所得税を算出する計算は、もう大丈夫ですよね?

(年収-経費-所得控除)× 税率 = 所得税

です。

そして、これを理解しているサラリーマンであれば、節税対策を行っている人もいます。

計算式の内容を見れば、「所得控除」を大きくすると所得税が安くなることがわかりますよね。

例えば、iDeCo(イデコ)ですが、これは個人型確定拠出年金のこと言います。

老後の資金を積み立てながら資産運用して、さらには節税も一緒にできるという優れものです。

イデコの掛金は、月額5,000円から始めることができ、1,000円単位で設定できます。

自分で毎月の掛金を設定し、自分で商品を決めて運用していくスタイルです。

掛け金の上限については、職業や公的年金等の加入状況により、異なります。

区別 職業、年金加入状況等 上限額
第1号被保険者 自営業者 月額68,000円
(年816,000円)
第2号被保険者 企業年金に加入していない会社員 月額23,000円
(年276,000円)
企業型確定拠出年金に加入している会社員 月額20,000円
(年240,000円)
・企業型確定拠出年金以外の企業年金に加入している会社員

・公務員

月額12,000円
(年144,000円)
第3号被保険者 専業主婦(主夫)など 月額23,000円
(年276,000円)
うめぽん
うめぽん
こちらの掛金が、全額所得控除の対象となり「所得税」「住民税」の節税となることがイデコの最大のメリットです!

引用元:楽天証券

  1. A子さんの場合、掛け金は年間で144,000円で税金として28,800円が節税になるので、利回りで言うと20%
  2. B男さんの場合、掛け金は年間で816,000円で税金として269,280円が節税になるので、利回りで言うと30%
  3. C太さんの場合、掛け金は年間で276,000円で税金として82,800円が節税になるので、利回りで言うと31%

節税によって大きなリターンを得ていることになります。

ただし、デメリットもあります。

iDeCo(イデコ)は原則60歳以降の受給年齢に到達するまで資金の引き出しはできません。

なので、資金の流動性を失うことになります。

これらのメリット・デメリットを踏まえ、老後資金の準備をしながら、節税したい人はイデコがオススメです!

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【源泉徴収票の見方をわかりやすく】年収や手取り額の計算は?まとめ

源泉徴収票とは何か?また、その見方について解説しました。

  • あなたの年収:源泉徴収票の「支払金額」をチェック!
  • あなたの年間手取りは?:源泉徴収票からおおまかな計算はできる
  • あなたの所得は?:源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」をチェック!

会社員であれば、退職するまで源泉徴収票と毎年付き合うことになります。

ぜひこの機会に「所得税の仕組み」を覚えて、年末に拒否反応を起こさないようにしましょう。